201912イヤホン試聴

前回の記載からかなり経っていますが、その間も幾つか新製品を試聴していました。今回はその試聴した製品のなかから幾つかの簡単な感想を備忘録的に記載しておきます。

これからも幾つか気になる製品が出てくるようですので、それらも試聴していこうとは思っています。買い替えを考えさせられる好みのものがあるといいなあとは思っていますが(^^;

記載した内容はあくまで個人的な感想ですので、製品そのものが悪いというわけではありませんのでこういう感想もあるんだという程度でお読み頂ければと・・・。



〇EMPIRE EARS Wraith

情報量や空間表現は良いとは思うが、個人的には低域が緩く聴こえる。ESドライバーということで高域の繊細さ等はある程度確保できているとは思うが、低域と中高域がマッチしていないように思えた。

音数が多くなると低域の緩さが気になる。太いと言えば聞こえが良いが個人的には量感はあるものの緩いという印象。

小編成の曲であれば良いかもしれないが、ロックやポップスは合わないと感じた。


〇Astell&Kern Layla AION

EMPIRE EARS Wraithと比較するとこちらのほうが良い印象。ジャンルはあまり選ばないように思えるが、ロックやポップスは良い感じ。

低域も出ているものの、やはりRHAPSODIO Infinityなどまではいかない。
但し、バランスは良いなとは思うし、現在主流の音創りではあると思うので良いと思う人は多いのではと感じる。

個人的には低域はもう少し締まっていて、且つうねりや動きが見えるかのような低域表現が欲しい。


〇64 AUDIO Fourte Noir

情報量・空間表現に加え、低域の量・質ともに優等生的な聴こえ方がする。先の2製品と比較して低域表現はこちらのほうがかなり良いと思う。

音の柔らかさ・伸び方・各帯域のバランス・音の厚み等、不満点は感じないし良い製品だと感じる。恐らくはジャンルを選ばずに過不足なく聴かせてくれると思う。

久しぶりにいいなあと思えた製品で、現時点でもし買い替えるのであればこの製品かなとは思うが、如何せん価格には納得がいかない。価格を無視できるのであればお勧めできる製品ではあるのだが・・・。

なお、個人的には4.4mmのバランスがないことが購入を躊躇させた点(試聴では変換プラグを借用している)でもある。


●その他雑記

基本的に外で聴く音楽はロックやポップス(ジャズもたまに)ですが、そういった曲を聴くにおいて是非買い替えたいとまで思う製品が見当たらず色々と試聴は定期的にしています。

なお、今後出てくる製品で新しい素材や構成のものも幾つかあるので、気になっているところを記載しておきます。

・FAudio Project Y:静電ドライバー2基という点
・final A8000:ベリリウム振動板という点

どちらかというとFAudioの音傾向が好みでもあるので、そちらのほうが興味度合いは高いです。finalのほうは素材という点で興味がありますが、D8000は低域の質感があまり好みではなかったので、聴いてみないと判断ができないと考えています。


現在はもう少し音の分離と空間表現がよくなって欲しいかなと思っており、恐らくですがこれは現在使用DAPの性能的なものにも起因するのではと思っています。

ですので、どちらかというとイヤホンよりも4.4mmのバランスが接続できる、高性能なDAPが欲しいなあと考えています(^^;